「全力を尽くせば、必ず手にする喜びがある」。教育者として、どんな時にもこの事を伝え続けています。
私の特殊なスポーツ体験や経験が誰かの役に立つのか、アスリートとしてのチャレンジはとても特別なものでした。アスリートとしての時間に専念していた頃は、その体験をスポーツ以外の分野でどのように生かせるか、考えることが多くありました。大きな成果に喜ぶこともあれば、うまくいかずに落胆し、葛藤を繰り返した経験も数多くあります。これらの経験は、スポーツだけでなく、人生のあらゆる場面で多くの方が直面するものだと感じています。

スポーツの体験を振り返り、成果を得るためには苦しい道を通る必要があることを痛感しました。苦しい時には自分のことでいっぱいになりますが、それでも誰かのために考え、行動することができると気づきました。個々の経験は時に特別なものであるかもしれませんが、全力で向き合ったからこそ伝えられるメッセージがあるのだと思います。自分が乗り越えるべきハードルや、身につけるべき心の強さについて、お互いに体験を共有することで、「自分にも、きっとできる!」という希望を持つことができると信じています。努力し、達成する精神を持ち、多くの方の可能性を広げることを願い、研究や教育の現場に立っています。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   一般講演  
 

企業様からの依頼で、講演、セミナー、パネルディスカッションなどに参加する機会を頂いています。スポーツで追求したことが、社会の中で形を変え、応用され、皆様と共有できることをとても嬉しく思います。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   小・中・高校での講義  
 

小、中、高校に伺い、講義・講演や運動教室を行うことがあります。発育・発達段階に応じて、お話しさせて頂いています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   大学での講義  
 

所属する順天堂大学に加え、非常勤講師として登録している大学や、ご依頼を頂いた大学で講義を行っています。スポーツでの経験をもとに、スポーツ心理学など学術的な側面を交えたレクチャーを展開しています。医学系の講義では、スポーツ外傷・障害や婦人科疾患の症例をもとに、スポーツ現場で起こり得る事象を具体的に示しながら授業を行っています。また、スポーツとアンチ・ドーピングに関する講義も積極的に行っています。